戸建ての固定費ってどのくらい? 家を買った後にかかるお金の内訳

家をローンで購入すると、月々どんな支出が増えるのか、不安に感じる方も多いですよね。家づくりを開始する前に、正確な収支も把握しておきたいところです。

そこで今回のコラム記事では、住宅ローン以外の費用も含めた内訳をわかりやすく解説し、家を買った後にかかる具体的な固定費についてお話をしていきます。

家を買った後にかかる固定費内訳

家を購入すると、住宅ローンの返済だけでなく、さまざまな費用が月々あるいは年単位で支出として発生します。家や土地の購入だけではなく、その後に問題なく返済ができるかを検討していくためには、手元から出ていくお金を把握しておくことが大切です。

以下では、その具体的な内訳について詳しく解説します。家を購入した後の費用の内訳はどのようになっているのか、一緒に確認していきましょう。

住宅ローン返済

月々の大きな支払いとしては、住宅ローン返済額が支出の大部分を占めます。ローン返済には元金と利息が含まれており、固定金利と変動金利の選択によって、月々の金額が異なります。

住宅ローンに関係するニュースだと、2025年1月に日本銀行が、政策金利を0.5%程度に引き上げる追加の利上げを決定したことは、大々的なニュースになりましたよね。住宅ローンを変動金利にしている方は2025年4月頃に影響を受けると言われています。

このように情勢によっても支払い額が影響を受けるため、住宅ローンを借りる際はある程度余裕を持っておかないと苦しい状況になってしまいます。また、頭金の額や返済期間や土地の購入費用をローンに含めているかどうかによっても負担額は変動しますので、事前にしっかりシミュレーションすることが大切です。

住宅関係の保険料

日本では多くの方が火災保険と地震保険に加入していますよね。最近は、住宅だけではなく家具などにも適応になる、家財保険に入っている方も多いです。

こうした保険は月々に支払いが発生します。「保険には入らない」と考えている方も、住宅ローンを契約する際に保険の加入が義務付けられていることもあるため、やはり各種保険は月々の固定費として考えておく必要があります。

住宅の構造、保険のプランや掛け金はそれぞれの家庭によって異なりますが、保険金の支払いについても事前に確認しておくと安心ですよ。

公共料金や光熱費

公共料金や光熱費も重要な出費です。一軒家とマンションでは光熱費の差が生じることがあり、例えば、一軒家は冷暖房費が高くなる傾向があります。

最近では太陽光発電を導入することで光熱費を削減する家庭も増えていますが、いずれにしても固定費として公共料金や光熱費はかかってきますので、忘れずに計算に入れておきましょう。

固定資産税

家を買ううえで絶対に忘れてはならない費用が、固定資産税です。固定資産税は年に一度の支払いが基本ですが、月々の出費として考える場合は、年間の支払額を12で割って計算します。

固定資産税は物件の評価額によって異なり、都市部では地方より高額になることが多いです。購入する前に固定資産税がどの程度になるか、確認しておくことが大切です。

住宅のメンテナンス費用

住宅は買って終わり、ではありません。安全・快適に生活をしていくうえで、ある程度のスパンで必ずメンテナンスや点検が必要になってきます。

例えば外壁や屋根は10年~20年に一度程度、メンテナンスが必要になってきます。住宅設備であっても10年程度での交換が推奨されています。

壊れる前に交換をすることで、水漏れなどの二次被害を防ぐとともに、住宅を長持ちさせることに役立ちます。そのため、住宅を購入した後に維持するためのメンテナンス費用も必要な費用として覚えておきましょう。

家を買う前に注意すべきこと

家を買うと、実は思っているよりもさまざまな費用が固定費としてかかってきたり、維持するための修理費などが必要になってきます。そうした細々とした費用も、しっかりと計算したうえで家を購入することが大切です。

ではこれらの内容をふまえたうえで、家を買う前に注意すべきことは具体的になにか、についてもお話をしていきます。家を購入する予定がある方は、一度確認をしておきましょう。

住宅ローンの金額

住宅ローンは手取り収入の30%以内を目安に抑えると、家計の負担が少なくなります。金融機関の審査基準を満たしていても、将来の子どもの教育費や親の介護など、長期的な支出を考慮することが重要です。

近年は借りれる上限額までローンを引き上げて、少し背伸びをして住宅を買うという方も増えています。しかし転職などにより収入が変化することで、返済が難しくなってしまい住宅を手放す選択をされる方が多いのも現実です。

せっかくの住宅ですから、こうしたトラブルは避けたいものですよね。無理のない返済計画を立て、急な収入減にも対応できるよう、余裕を持った資金計画を心がけましょう。

現在の固定費から見直す

住宅を購入すると、ローン以外にも固定資産税や保険料など固定費が増加します。今からできることとしては、通信費やサブスク、自動車の維持費などを見直すことで、毎月の支出を抑えることができるようになります。

また、ローンの金利や借り換えの選択肢を定期的に確認し、家計の負担を減らす工夫をしましょう。そうすることで、家を購入した後の負担を最小限にすることができますよ。

まとめ

今回のコラムでは、家を購入した後にかかる出費について、その具体的な内容もふまえて解説をしてまいりました。家を買うとなるとつい土地や建物代の費用にばかり気を取られてしまいがちですが、生活するうえでの必要経費、修繕費などもかかるということを覚えておくことが大切です。

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